
- ■ 1. 遺産が少ない家庭ほど、相続は“分けられない”
- ■ 2. 相続を複雑にする“3つの地雷”
- ■ 3. 相続は“財産の多寡”ではなく“構造”で難易度が決まる
- ■ 4. 専門家が入ることで、家族の空気が変わる
- ■ 5. 弊事務所が提供している「一般向け高難度相続サービス」
- ■ 最後に
相続というと、「お金持ちの問題」「うちは関係ない」
そう考える方は少なくありません。
しかし、実務の現場で最も複雑になり、最も感情が揺れ、
最も専門家の介入が必要になるのは、むしろごく普通の相続です。
これは、数多くの相続案件に携わってきた中で、私が痛感している現実です。
■ 1. 遺産が少ない家庭ほど、相続は“分けられない”
庶民の相続が難しくなる最大の理由は、「分けられない財産」しかないこと。
典型的なのは次のケースです。
- 自宅(土地・建物)が1つ
- 預金は数百万円〜数千万円
- 相続人は2〜3人
この状況では、誰かが“損をする”構造が避けられません。
そして、その“損”は生活に直結します。
だからこそ、「正しさ」と「感情」が衝突し、話し合いが進まなくなるのです。
■ 2. 相続を複雑にする“3つの地雷”
① 共有不動産
兄弟で共有にすると、
売却・賃貸・修繕…すべてに全員の同意が必要です。
1人でも反対すれば、何も動きません。
② 借地・私道・セットバックなど“難物不動産”
庶民の土地は、きれいな四角形の整形地ばかりではありません。
- 借地
- 私道
- 接道なし
- セットバック
- 地積更正が必要
こうした土地は、評価も売却も難しく、相続の負担が一気に増します。
③ 名義預金・生前贈与の整理
「これは誰のお金なのか」
「贈与なのか、生活費なのか」
「税務署に否認されないか」
相続で最も多いのが、この“通帳問題”です。
■ 3. 相続は“財産の多寡”ではなく“構造”で難易度が決まる
相続の難しさは、財産の金額では決まりません。
- 不動産の形
- 家族の関係
- 過去の援助
- 介護の負担
- 名義の整理状況
こうした“構造”が複雑なほど、相続は難しくなります。
そして、一般の相続は、この“構造の複雑さ”を抱えていることが多いのです。
■ 4. 専門家が入ることで、家族の空気が変わる
相続は、誰かが悪いわけではありません。
しかし、誰かが損をし、誰かが不満を抱え、誰かが我慢をしてきた歴史があります。
その歴史が、相続の場面で一気に表面化します。
専門家が入ることで、事実を整理し、感情を落ち着かせ、
家族が前に進むための“道筋”を作ることができます。
これは、数字だけでは解決できない領域です。
■ 5. 弊事務所が提供している「一般向け高難度相続サービス」
- 相続リスク診断(10万円~)
名義預金・贈与・不動産評価・税務署が注目するポイントを整理し、“火種”を可視化します。
- 共有不動産・難物不動産の相続コンサル(50万円~)
借地・私道・セットバック・共有不動産など、普通の税理士が避ける領域を専門的にサポートします。
- 家族が揉めそうな相続の事前調整(50万円~)
家族会議の設計、遺産分割の落としどころの提示、
遺留分の事前対策など、“争族”を未然に防ぐための支援を行います。
■ 最後に
相続は、“お金の問題”ではなく、“家族の問題”です。
そして、家族の問題は、家族だけでは解決できません。
相続に不安がある方、家族が揉めそうだと感じている方、
不動産が複雑でどうすればいいかわからない方。
一度、専門家にご相談ください。
小さな一歩が、大きな安心につながります。